采配
しばらく間が空きましたね…。体調不良のせいです。
選手にもファンの方にも、野球に関わる以上健康は必要不可欠であると強く主張したいところです。
当面の間球場に行くのは難しそうなので、その間は自分の野球観を小出しにしていこうと思います。
その第一回が「采配」。
みなさんは采配と聞いてどう定義づけするでしょうか。
ぼくはこうです。
「選手が負担なく勝利に貢献できる状態でプレーさせること」
例えばです。
ノーアウト1塁の場面、打順は1番。みなさんはどう采配しますか?
送りバントを考えた方もいるでしょう。
しかしここで送りバントを決めても1アウト2塁。次の打者がヒットを打つか、あるいは相手のミスがなければ得点は難しいでしょう。
要するに、次の打者に「ヒットを打て」と、プレッシャーをかけている状態です。
そのプレッシャーに打ち勝ってこそだと思う方もいるかもしれませんが、そもそもわざわざ味方に監督から直々にプレッシャーをかける必要があるでしょうか。
送りバントについてはまた後日取り上げる予定なので、込み入ったお話を聞きたいという方はお楽しみに。
では、打者にノンプレッシャーで打席に入れるようにするにはどうすればいいでしょうか。
ぼくはこう思います。
「ノーヒットで得点できる状況をつくる」
一番簡単なのは、ノーアウト2塁を作ることです。
そうすれば、進塁打や送りバントと外野フライで得点できます。
どのみち得点にはヒットは必要です。
ならばそのヒットは早めに出たほうがいいに決まってますよね。
では、ノーアウト2塁はどうやって作りましょうか。
ぼくは以下の方法を考えました。
①二塁打を打つ
②安打や四球で1塁に出塁し、盗塁をする
③相手にミスプレーが出る
どれが一番効率的でしょうか。どれが自力で達成できそうでしょうか。
最後に、ぼくの野球論の一部を綴ります。
「野球とは、二塁打が出るかどうかである」
そういえば、長打と出塁の能力を測る指標がセイバーメトリクスにありましたね…。
それについて次回、お話ししましょう。