ドラフト総評~パリーグ編~

こんにちは!
昨日に引き続き、ドラフト総評パリーグ編をいきます。では早速!

 

西武 85点

1位で松本の一本釣りに成功し、2位で今年トップクラスの素材である渡邊を確保。これだけでこの点数になる。
4位粟津や6位森脇など下位でも実力者を獲得できた。欲を言えば、外野手が1枚ほしかったか。

 

ソフトバンク 90点

1位で二度の抽選を外したとは思えない豪華な指名となった。
1位甲斐野、2位杉山、4位板東、6位泉といずれも超がつく好素材。ソフトバンクの育成力であれば、育てられるのではないかと期待が膨らむ。
甲斐野は先発で見たい。そのためにも最低半年ほどはじっくりとやれるソフトバンクは、最高の球団ではないだろうか。
杉山も上限の見えない可能性を持つ。板東は、早い段階で先発できるかもしれないし、ビルドアップしてからのデビューになるかもしれない。
野手も世代トップクラスの野村大を獲得でき、満足度の高いドラフトと言えそうだ。

 

日本ハム 100点

1位入札ではこれまでの方針通り根尾を指名。惜しくも外れたが、その後は実に方針のクリアなわかりやすい指名。これでこそ日本ハムだし、ぶれない芸当に100点をつけさせてもらった。
おいしいのは2位野村佑、5位柿木、6位田宮だろう。特に田宮は、バッティングで突き抜ける捕手になりたいところ。
3位生田目は中継ぎで使いたい。1イニングなら、ビッグエンジンを積んでいる。
球団史上初の育成指名が海老原というのも、また日本ハムらしくて筆者好みだった。

 

オリックス 90点

1位では小園の入札に失敗。ここですぐ太田に切り替えたところに、近年のドラフト巧者ぶりを感じた。太田は根尾小園に次ぐ世代NO.3のショートであり、1位でないと確保できる保証はなかった。
2位頓宮は守備位置が難しいが、三塁挑戦ということであればなお旨味のある指名となりそうだ。以降即戦力の荒西と富山、二刀流も可能な素材の宜保、さらに左の中継ぎ候補の左澤に二塁三塁候補の中川とすべての指名の内容が濃い。
荒西を中継ぎで起用し、トッププロスペクトの山本由伸を先発で起用できたら大成功のドラフトだ。

 

ロッテ 80点

1位で藤原の入札に成功、ここだけでかなりの成功である。ロッテは平沢安田と左打者が確実に力をつけており、藤原も続くことができるのではないか。
2位東妻はクイックに課題を残す。3位小島はスライダーが良く、意外な活躍をするかもしれない。
近年ロッテでは二木岩下種市と高卒の右投手が育っており、その点では6位古谷と8位土居は自信の指名だろう。
4位の山口を打者として一本立ちさせられるか、そこに真価が問われる。

 

楽天 80点

1位で藤原を外したが、世代NO.1外野手の辰己を獲得。田中と組む右中間は球界屈指となるだろう。
2位は余っていた梅津かと思われたが、次代の捕手に不安があることから太田を選んだのだろう。3位引地4位弓削は、素材型の確保に奔走した。
また7位でも外野手の小郷を指名しており、これは素行不良の目立つオコエへの最後通告だろう。8位の鈴木には様々な推論があり、真実を知りたいところだ。
即戦力投手を1枚確保できていたら、もう少し点数が上がった。

 

以上、2日間読んでくださりありがとうございました。
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